アンチ展開構築
積みサイクルや壁構築などの展開構築を使用する際に、選出段階で見えた時に厄介だと感じるポケモンについて纏めた。
厄介だということは、構築を組む際に意識する必要があるということに他ならない。
個人的な見解ではあるが、展開構築全般を使用する際に言えることを執筆したつもり。
CS@襷(シャドボ凍風鬼火挑発)のような展開構築メタな型もさることながら、メガゲンも非常に煩わしい。展開構築は起点作成に1匹を要する為ただでさえも数的不利な状況で戦わなければならないが、メガゲンを上から叩けないポケモンがキャッチされてしまうことで、数的不利な戦況が更に顕著になってしまう。
展開構築に偏りがちな物理ポケモンに刺さる威嚇、展開構築の面々を受ける上で優秀な耐性と数値、展開を阻害する挑発・電磁波。サイクルを回す能力に長けており、突破がし辛いポケモンである。
能力変化をコピーするのがずるい。身代わりを残して対面させて躱すしか術がない。
物理ポケモンが偏りがち、かつ攻撃指数を積み技でカバーする展開構築には突破手段が限られる。展開構築の面々には草技持ちが殆ど存在しないのも難点。
胞子による展開阻害を含め高いタイマン性能を有する為、初手で対面した際に展開始動要員は仕事をこなすことが難しい。
先制挑発。先制鬼火。先制電磁波。
厄介というよりもスカガブに警戒する必要がある。此方がS上昇の積み技を持っていても上から縛られ易いので、スカガブの一貫する選出は出来る限り控えなくてはならない。
此方の展開を阻害された上で、相手の展開を先に許してしまう。選出段階で見えただけ積み技の使用が躊躇させられる。此方が展開した後でも、無理矢理自らの展開に持ち込んでくる。
タイプ一致の水氷悪草炎の範囲は展開始動要員を含めた展開構築の面々に非常に刺さり、起点にできるポケモンが殆ど存在しない。此方が展開する前にこのポケモンを場に出されると、1:1交換以上を殆ど強いられてしまい数的不利な状況を作られ易い。
このポケモン自体の処理は決して難しくはないが、60-150-150の耐久ラインとキングシールドという技から生じる択ゲーによる安定行動の取り辛さが如何せん面倒くさい。